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私たちはどうかしている

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横浜流星と浜辺美波のダブル主演ドラマ、日テレ「私たちはどうかしている」

ラブミステリーなんてジャンル分けされていましたが、愛憎満載のドラマです。

あらすじ(ネタバレではありません)
『老舗和菓子屋・光月庵の若旦那が何者かに殺害された。
若旦那の幼い息子・椿(つばき)の証言から、幼い七桜(なお)という少女とともに住み込みで働いていた和菓子職人である七桜の母が容疑者として逮捕されてしまう。

互いに初恋の相手だったはずの七桜と椿は、容疑者の娘と被害者の息子となり、憎み合ったまま離ればなれに…。

そして、15年の時を経て、二人は運命の再会を果たす。

椿は、七桜を幼なじみと気づかぬまま、 再会したその日にプロポーズ。それは、自らの政略結婚を避けるためだった。
母の無実を証明するため、正体を隠したまま偽りの結婚を利用して、光月庵に入り込む七桜。
しかし、そこには、結婚に反対する女将の執拗な嫌がらせ、椿を本当の孫ではないと信じる大旦那など、愛憎の渦巻く世界だった。

事件の真相は明らかになるのか?七桜と椿の運命は?』

こんなストーリーなのですが、「私たちはどうかしている」という題名が、物語の内容とどうも合わないような気がしています。

たしかに、登場人物のほとんどが「どうかしている」のですが、ミステリー感満載なので、「どうかしている」では軽い感じがしてしまうと思うのです。

老舗和菓子店の若旦那・樹(鈴木伸之)の死の真相は?大旦那(佐野史郎)は椿(横浜流星)を本当の孫ではないと?女将(観月ありさ)は七桜(浜辺美波)の正体を知ってどうする?

原作は、BE・LOVE掲載のコミック、安藤なつみ「私たちはどうかしている」(講談社)。

漫画原作のドラマは色々ありますが、原作に忠実な脚本と、設定だけマンガと同じというパターンがあるのですが、ドラマ「私たちはどうかしている」は、原作マンガのままです。台詞もコミックと同じです。

ただ、現在も連載中なので、ドラマはどの様に終りが来るのか、最終回が楽しみです。

ちなみに、原作マンガはドラマからは想像できないとんでもない方向に行っているので、原作の最終話も気になるところです。

 

私たちはどうかしている

現在、初巻(1巻)と2巻が無料で読めます。
→ 私たちはどうかしている

ドラマの見逃し配信はフールー(hulu)で。
Hulu公式サイト

Huluオリジナルストーリー「女将の部屋
観月ありさ演じる光月庵の女将・高月今日子とはどんな人物なのか?どんな思惑を秘めているのか?手駒として使えそうな人物を自分の部屋に呼び寄せる・・・

おどろおどろしく妖艶さがにじみ出ている女将の策略が見えてくるかもしれないですね。

このアナザーストーリーが見れるのはフール-(hulu)だけなんです。→Hulu公式ページ

日テレドラマ

 

 

高嶺の花

高嶺の花 ドラマ

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石原さとみ主演の日テレドラマ「高嶺の花」。

野島伸司脚本のラブストーリー、2018年の作品。

「美女と野獣の超・格差恋愛!高嶺の花が地上に舞い下りたとき、二人はまさかの恋に落ちる…!」「怒濤の純愛エンターテインメント」なんてキャッチコピーがついていましたが、風間直人(峯田和伸)はアダ名が「ぷーさん」で野獣とはかけ離れているし、月島もも(石原さとみ)が「地上に舞い下りた」というほど神がかっているわけでもありません。

このドラマを好きな人ならわかると思うのですが、住む世界の違う「天才」と「天才」の純愛・恋物語、というのがピッタリのような気がします。

とても面白かったと思うのですが、放送当時の評判は、なぜか悪いものが目立ちました。
批判している人の意見としては、「そんなに簡単に人を好きにはならない」とか「恋に落ちるまでの過程が安易」なんてのが多かったと思います。

一般人だけではなく、それを生業としているドラマ評論家やコラムニストも同じようなことを書いているのを見て、ちょっと不思議に感じてしまいました。

華道名門のご令嬢・月島もも(石原さとみ)は、いきなり商店街の自転車屋ぷーさん(峯田和伸)を好きになったわけではなく、意識し始めるきっかけも、印象に残る台詞も、感情の揺れ動きも丁寧に描写されていたと思うのですが。

行間を読むというのか、台詞にならない細かい演技をちゃんと見ていれば、ももがぷーさんに惚れていくのは「安易」「簡単」とは見えないのです。

例えば、こんなシーンがありました。
『婚約者に結婚式当日に結婚破断され、その後もストーカーまがいの行為で「つきまとい禁止命令」まで出され今も引きずっていることを、ぷーさんとその仲間たちに涙ながらに告白した月島ももが、その後にぷーさん達と飲んで歌って大騒ぎで酔いつぶれ、ぷーさんの自転車屋兼自宅で目覚めた翌朝、裏切りのショックで自立神経が乱れ味も匂いも感じなくなっていたにもかかわらず、朝食の味噌汁の匂いを嗅いだ瞬間、臭覚が戻っていることに気付き、味噌汁を少し口に含んだ時に、味覚が戻っていることに気付く。』
とっても細かい表情だけの演技だったので、わかっていない視聴者もいると思います。

全編を通して、石原さとみの表情の変化だけで、自転車屋を好きになっていく過程がわかると思うのです。

私のお気に入りのシーンは、第2話の自転車屋で、月島ももが風間直人に向かって、「た~か~ね~の~花よ~!だけどいいじゃない、花の蜜を吸っていいのはキレイな蝶々だけじゃない、あんたのようなアブラムシやカナブンだって吸いに来ていいんだって!」と言い放ち、業を煮やしてビンタをして出ていってしまう一連の場面。

まっ、感想は人それぞれですからいいのですが、「101回目のプロポーズ」が好きな人には「高嶺の花」をおすすめします。

同じ野島伸司作品ですので、台詞もシチュエーションも似たような感じが多いです。

浅野温子と武田鉄矢。
石原さとみと峯田和伸。

わかりやすいといえばわかりやすい(笑)

「高嶺の花」は、最高に面白かったドラマの一つですが、家庭内暴力少年の話は要らなかったのではないかと、そこだけが残念です。

その他のキャストは、芳根京子・千葉雄大・三浦貴大・笛木優子・袴田吉彦・髙橋ひかる・香里奈・十朱幸代・戸田菜穂・小日向文世・他

高嶺の花を観るならhulu(フールー)で。
トライアル(お試し)なら無料で見れちゃいます。
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