月別アーカイブ: 2020年8月

ニキータ

ニキータ

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ニキータ(NIKITA)、今まで何回か見ていますが、初めて見たときが一番興奮したなー。

若い時に見た時の「おもしろい!」という感じが無くなっている。

ストーリーがわかっているからとかではなく、いろいろ細かく観るようになると、ツッコミどころ満載なんですね。

監督はリュック・ベッソン、ニキータ役はアンヌ・パリロー。

あらすじ(ネタバレなし)
麻薬中毒のニキータ(アンヌ・パリロー)はジャンキー仲間とともに薬局に盗みに入るが、警官と銃撃戦になりニキータ以外は射殺される。
警官を殺したニキータは無期懲役刑になるが、知らぬ間に自分は死んだことになっていて葬儀まで行われていた。
政府の秘密工作員として生きることを強要され、秘密警察官ボブ(チェッキー・カリョ)や教育係のアマンド(ジャンヌ・モロー)のアドバイスを受け、訓練を積み、美貌を伴う暗殺者(殺し屋)として仕上がっていく。
23歳の誕生日に初の外出が許され、おしゃれをしてボブと共にレストランに行くニキータ。誕生日プレゼントだと思って開けた箱には拳銃が入っていて、ボブからは暗殺命令が。
その後、一般人として名前を与えられ、普通の生活をおくりながら工作員をしての仕事をこなすニキータだが、暗殺などの仕事をしていくうちに、恋人(ジャン・ユーグ・アングラード)にも打ち明けられない葛藤に耐えられなくなってゆく。

1990年のフランス映画。

リュック・ベッソン監督の「レオン」は、1994年なので、「レオン」よりも「ニキータ」のほうが先に制作されているんですね。

てっきり、レオンの後がニキータだと思っていました。

「ニキータ」にもジャン・レノが出演しているのですが、ただ単にイカれた殺し屋だったので、レオンっぽさがまるで無くガッカリしていたのですが、ニキータ→レオンの流れだったらしょうがないですね。

少女時代のニキータはジャンキーとはいえ、簡単に警官を殺してしまうし、訓練施設に入ったばかりのころは、ガムをくちゃくちゃ行動はぶっ飛び不真面目少女だったのに、工作員になってからは逆に普通の泣き虫女の子になってしまったのは、恋をしたから?愛を知ったから?それとも元々そういう女だった?

そこいらへんが見るたびにスッキリしないところなんですよね。

もっと見なきゃわからないのかな?

ちなみに、ニキータ(NIKITA)は、男の子の名前ということです。
それもヒントかな?

音楽はエリック・セラ、「レオン」の音楽も担当しています。

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私たちはどうかしている

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横浜流星と浜辺美波のダブル主演ドラマ、日テレ「私たちはどうかしている」

ラブミステリーなんてジャンル分けされていましたが、愛憎満載のドラマです。

あらすじ(ネタバレではありません)
『老舗和菓子屋・光月庵の若旦那が何者かに殺害された。
若旦那の幼い息子・椿(つばき)の証言から、幼い七桜(なお)という少女とともに住み込みで働いていた和菓子職人である七桜の母が容疑者として逮捕されてしまう。

互いに初恋の相手だったはずの七桜と椿は、容疑者の娘と被害者の息子となり、憎み合ったまま離ればなれに…。

そして、15年の時を経て、二人は運命の再会を果たす。

椿は、七桜を幼なじみと気づかぬまま、 再会したその日にプロポーズ。それは、自らの政略結婚を避けるためだった。
母の無実を証明するため、正体を隠したまま偽りの結婚を利用して、光月庵に入り込む七桜。
しかし、そこには、結婚に反対する女将の執拗な嫌がらせ、椿を本当の孫ではないと信じる大旦那など、愛憎の渦巻く世界だった。

事件の真相は明らかになるのか?七桜と椿の運命は?』

こんなストーリーなのですが、「私たちはどうかしている」という題名が、物語の内容とどうも合わないような気がしています。

たしかに、登場人物のほとんどが「どうかしている」のですが、ミステリー感満載なので、「どうかしている」では軽い感じがしてしまうと思うのです。

老舗和菓子店の若旦那・樹(鈴木伸之)の死の真相は?大旦那(佐野史郎)は椿(横浜流星)を本当の孫ではないと?女将(観月ありさ)は七桜(浜辺美波)の正体を知ってどうする?

原作は、BE・LOVE掲載のコミック、安藤なつみ「私たちはどうかしている」(講談社)。

漫画原作のドラマは色々ありますが、原作に忠実な脚本と、設定だけマンガと同じというパターンがあるのですが、ドラマ「私たちはどうかしている」は、原作マンガのままです。台詞もコミックと同じです。

ただ、現在も連載中なので、ドラマはどの様に終りが来るのか、最終回が楽しみです。

ちなみに、原作マンガはドラマからは想像できないとんでもない方向に行っているので、原作の最終話も気になるところです。

 

私たちはどうかしている

現在、初巻(1巻)と2巻が無料で読めます。
→ 私たちはどうかしている

ドラマの見逃し配信はフールー(hulu)で。
Hulu公式サイト

Huluオリジナルストーリー「女将の部屋
観月ありさ演じる光月庵の女将・高月今日子とはどんな人物なのか?どんな思惑を秘めているのか?手駒として使えそうな人物を自分の部屋に呼び寄せる・・・

おどろおどろしく妖艶さがにじみ出ている女将の策略が見えてくるかもしれないですね。

このアナザーストーリーが見れるのはフール-(hulu)だけなんです。→Hulu公式ページ

日テレドラマ

 

 

コララインとボタンの魔女

コララインとボタンの魔女

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「ナイトメア・ビフォア・クリスマス(The Nightmare Before Christmas)」のヘンリー・セリック監督によるストップモーションアニメ。

原作はニール・ゲイマンの児童文学作品。(日本では2003年に角川書店から刊行)

【ネタバレにならないくらいのあらすじ】
古い家に家族3人で引っ越してきた11歳の少女コラライン。
友達もいないし、両親とも忙しくかまってくれない。
父親が作るご飯は美味しくなく、外も灰色の世界。
ある日、引越ししたばかりの家で、封印された小さなドアを見つける。
そのドアは不思議なもう一つの世界への入り口だった。
家も家の外も全く同じ作りのもう一つの世界は、色鮮やか。キレイなお花、美味しい料理、楽しいサーカス、そしてコララインの願いを何でも叶えてくれる料理上手のママとイケてるパパ。ただ一つ奇妙なことは、ママもパパも目がボタン。
楽しくて楽しくて、夜ごともう一つの世界へ行くコラライン。もう一つの世界で眠りにつくと、朝には元の世界へ帰っている。
ある日、別の世界のママが語りかける。
「ここが気に入ったのならずっと居ていいのよ。ただ1つだけ条件があるの。目をボタンにしましょう。それほど痛くはないわよ。」
怖くなり断ると、別のママは魔女の姿に。
必死で元の世界に戻るコラライン。しかし現実の世界ではママもパパも消えていた。
ママとパパを取り戻すために、別の世界の魔女と戦う決意をしたコラライン。本当のママとパパを取り戻せるのか。

個人的な感想なのですが、ストーリー(あらすじ)を知らずに見始めたのがいけなかったと見終わった後に思いましたが、物語の途中までは意味がわからず、変な人ばかり出てくるだけで退屈でした。
終盤はハラハラドキドキでおもしろかったのですが、全体的には間延びした感じがしました。

ちゃんと物語の全体像がわかってから観ると、ストップモーション映像や細かい演出を充分楽しめる映画だと思います。

「怖い」という感想も多いようですが、怖いと言うより「不気味」さが全編で表れています。

ナイトメア・ビフォア・クリスマスには敵わないかな?

KUBO(クボ)と同じく、会話が簡単な英語なので、英語の勉強には良いのではないでしょうか。

映画の中でもコララインは名前を間違えられますが、ネット検索でも「ココラインとボタンの魔女」って出てきますね(笑)

動画配信サービスで「コララインとボタンの魔女」を定額見放題で観れるのは、アマゾンプライムビデオ・U-NEXT・ネットフリックス・huluです。

U-NEXT(ユーネクスト)公式サイト
hulu(フールー)公式サイト

日テレドラマ

映画 KUBO(クボ)二本の弦の秘密

KUBO 映画

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KUBO(クボ)二本の弦の秘密

何の情報も無く、日本が舞台のストップモーションアニメというだけで見始めたKUBO。

物語の序盤は謎解きのようで意味が見えなかったのですが、「これがストップモーション?」という驚きで引き込まれていき、中盤で「なるほど」と詳細がわかり、終盤では完全に感情移入、「頑張れ!」となってしまいました。

見終わった後で調べたら、すごい映画だったんですね。

アカデミー賞・アニー賞・ゴールデングローブ賞などなど、83ノミネート・27受賞!

このメイキング映像を見たら、必ず本編が観たくなる!
↓↓↓↓

 

【ストーリー】(ネタバレではないので安心してください)
三味線の音色で折り紙を意のままに操る少年・クボ。
幼き頃に闇の魔力を持つ祖父に片目を奪われたクボは、もう片方の目を狙う祖父から母と共に逃れ、最果ての地で暮らしていた。
ある日、闇の刺客に見つかり、母は戦いにより命を落とす。
母から「3つの武具を見つけに行きなさい」と告げられたクボは、母によって命を吹き込まれた木彫りのサルと旅に出る。
陽気な弓の名手のクワガタと出会い旅を続ける中で、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る。

なぜおじいちゃんに狙われる?などなど、あらすじを聞いても謎だらけですが、観てのお楽しみ。

無駄なシーンは無いので、始めから最後まで目を離せません。

中学生の息子と高校生の娘も一緒に観たのですが、飽きること無くラストまで観ていました。(中学生・高校生のようなユーチューブ世代は、ちょっとでもツマラナイと思うと途中で退席してしまいます。)
娘はちょっとウルウルしていました。

字幕版でみたのですが、日本語吹き替え版のほうが良かったかな?

英語が聞き取りやすくて、おそらく簡単な感じなので、英会話の勉強には良いかもしれないです。

dTV・U-NEXTでも配信されています。

U-NEXT公式サイト

高嶺の花

高嶺の花 ドラマ

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石原さとみ主演の日テレドラマ「高嶺の花」。

野島伸司脚本のラブストーリー、2018年の作品。

「美女と野獣の超・格差恋愛!高嶺の花が地上に舞い下りたとき、二人はまさかの恋に落ちる…!」「怒濤の純愛エンターテインメント」なんてキャッチコピーがついていましたが、風間直人(峯田和伸)はアダ名が「ぷーさん」で野獣とはかけ離れているし、月島もも(石原さとみ)が「地上に舞い下りた」というほど神がかっているわけでもありません。

このドラマを好きな人ならわかると思うのですが、住む世界の違う「天才」と「天才」の純愛・恋物語、というのがピッタリのような気がします。

とても面白かったと思うのですが、放送当時の評判は、なぜか悪いものが目立ちました。
批判している人の意見としては、「そんなに簡単に人を好きにはならない」とか「恋に落ちるまでの過程が安易」なんてのが多かったと思います。

一般人だけではなく、それを生業としているドラマ評論家やコラムニストも同じようなことを書いているのを見て、ちょっと不思議に感じてしまいました。

華道名門のご令嬢・月島もも(石原さとみ)は、いきなり商店街の自転車屋ぷーさん(峯田和伸)を好きになったわけではなく、意識し始めるきっかけも、印象に残る台詞も、感情の揺れ動きも丁寧に描写されていたと思うのですが。

行間を読むというのか、台詞にならない細かい演技をちゃんと見ていれば、ももがぷーさんに惚れていくのは「安易」「簡単」とは見えないのです。

例えば、こんなシーンがありました。
『婚約者に結婚式当日に結婚破断され、その後もストーカーまがいの行為で「つきまとい禁止命令」まで出され今も引きずっていることを、ぷーさんとその仲間たちに涙ながらに告白した月島ももが、その後にぷーさん達と飲んで歌って大騒ぎで酔いつぶれ、ぷーさんの自転車屋兼自宅で目覚めた翌朝、裏切りのショックで自立神経が乱れ味も匂いも感じなくなっていたにもかかわらず、朝食の味噌汁の匂いを嗅いだ瞬間、臭覚が戻っていることに気付き、味噌汁を少し口に含んだ時に、味覚が戻っていることに気付く。』
とっても細かい表情だけの演技だったので、わかっていない視聴者もいると思います。

全編を通して、石原さとみの表情の変化だけで、自転車屋を好きになっていく過程がわかると思うのです。

私のお気に入りのシーンは、第2話の自転車屋で、月島ももが風間直人に向かって、「た~か~ね~の~花よ~!だけどいいじゃない、花の蜜を吸っていいのはキレイな蝶々だけじゃない、あんたのようなアブラムシやカナブンだって吸いに来ていいんだって!」と言い放ち、業を煮やしてビンタをして出ていってしまう一連の場面。

まっ、感想は人それぞれですからいいのですが、「101回目のプロポーズ」が好きな人には「高嶺の花」をおすすめします。

同じ野島伸司作品ですので、台詞もシチュエーションも似たような感じが多いです。

浅野温子と武田鉄矢。
石原さとみと峯田和伸。

わかりやすいといえばわかりやすい(笑)

「高嶺の花」は、最高に面白かったドラマの一つですが、家庭内暴力少年の話は要らなかったのではないかと、そこだけが残念です。

その他のキャストは、芳根京子・千葉雄大・三浦貴大・笛木優子・袴田吉彦・髙橋ひかる・香里奈・十朱幸代・戸田菜穂・小日向文世・他

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日テレドラマ